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日帰りでぶらりと立ち寄る ~岳温泉の名湯~

<岳温泉 x JICA二本松特別企画>としてお届けする、ふらっとよりみちコラム。

JICA二本松とは、青年海外協力隊として途上国に派遣される隊員たちが、派遣前に語学を中心とした厳しい訓練を受けるトレーニングセンターです。ここで訓練を受けた候補生は、主にアフリカやアジア、中米に派遣され、2年間、途上国発展のために活動を行います。

日本中からさまざまな知識や経験をもった候補生が集まることから地域を活性化させる「地域実践」という課外授業も行っており、取材班として岳温泉観光協会とコラボしていただきました!

知られざる名店、そして魅力がいっぱいの岳温泉を、候補生独自の目線からテーマ別でご紹介します。

そこで今回は、ぶらりと立ち寄れる岳温泉の日帰り湯をご紹介。岳温泉は全国的にも珍しい酸性泉で美肌の湯としても知られます。泉質にこだわる温泉好きな方も大満足の名湯へ、ぜひ訪れてみてください。

 

1.清流とやすらぎの宿 喜ら里

岳温泉のメインストリートであるヒマラヤ通りに位置し、和の風情を感じる外観が特徴の「静流とやすらぎの宿 喜ら里」。大正時代にタイムスリップしたかのようなそのノスタルジックなエントランスが魅力的で、宿泊はもちろんのこと、日帰り湯のみの利用も可能です。

露天風呂

温泉掛け流しの露天風呂があり、ゆったりとくつろげる空間が広がります。内風呂の大きな窓からは岳温泉の澄んだ空を眺めることができ、解放感もたっぷり。石造りのお風呂で、静かな空間で日々の疲れが癒されます。

お湯に浸かると、歩き疲れた体に温泉が沁みてほっと一息。周囲では、沈殿したパウダー状の白湯花が舞い上がり、そっとまぶたを閉じれば、湯口からこんこんと溢れる水の音や鳥のさえずりが耳に届きます。ゆったりとした時間が過ぎ、身体中の疲れがお湯とともに流れていくようです。

都会の喧騒から離れ、あだたら地域の美しい自然を愛でながら、ほっこりと温泉を愉しむのはいかがでしょうか?

 

〇施設情報
「静流とやすらぎの宿 喜ら里」
住所:福島県二本松市岳温泉1-106
電話番号:0243-24-2225
日帰り入湯可能時間:13:30~16:00
入湯料:大人(中学生以上)1,000円、小人(小学生)500円、小学生未満無料
公式HP:http://kirari-dake.jp/

 

2.岳温泉 足湯

ちょっと車を停めてひと息つきたい方には、ヒマラヤ通りから延びる桜坂に面した「岳温泉 足湯」はいかがですか。もちろん無料で、湯温も管理されているため、一年を通して心地よく温泉を楽しむことができます。

寒い時期には、冷えた足を温めると心も温まり、会話が弾みます。凍えるような2月に訪れた私たちも、足を温めるだけで身体中の血行が一気によくなり、なんだかぽかぽかしてきました。

ちなみにこちらの湯は「足だけ(岳)の湯」と呼ばれていますが、「手だけ(岳)の湯」という手をお湯に浸ける温泉も近くにあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。ほっとひと息つけ、旅の思い出がまた一つ増えますよ。

 

〇施設情報
「岳温泉 足湯」
電話番号:0243-24-2310(岳温泉観光協会)
日帰り入湯可能時間:9:00~日没まで
入湯料:無料

 

3.岳の湯

気軽に立ち寄りたい方は、地元の方も通う名湯「岳の湯」がオススメです。459号沿い、岳温泉観光案内所の向かいに位置し、公衆浴場のようなどこか懐かしい雰囲気で、宿泊することも可能です。

白い湯の花が浮かぶ白濁したお湯は、湯温が少し高めで、掛け流しのため温泉が湯船から溢れだしています。酸性泉ですが刺激は控えめで、その柔らかく肌に優しいお湯は、みなさんの疲れた体と心を整えてくれますよ!

 

施設情報
「岳の湯」
住所:福島県二本松市岳温泉1-270
電話番号:0243-24-2139
日帰り入湯可能時間:10:00~19:00
入湯料:大人(中学生以上)350円、小人(小学生)150円、小学生未満無料

 

岳温泉では「湯めぐり手形」を使って、お得に同地域の温泉を回ることができます。この手形は、岳温泉観光協会または各旅館のフロントにて1300円で購入が可能です。参加旅館10軒の中から、お好みの日帰り湯を3軒までお楽しみいただくことができます。

岳温泉には素敵な温泉宿がたくさんありますので、1軒だけでなくいろんな温泉を巡り、ゆったりとくつろいでくださいね。

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