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とろ~り温泉たまご&温泉の素。福島の“楽しい”に出合えるお土産屋さん

おうちごはんにも♪黄身までやわらか絶品温泉たまご

こんにちは、岳温泉観光協会です!

 

温泉に来たら絶対に食べたいものの代表格といえば「温泉たまご」。温泉土産としてもマストアイテムですよね。

 

岳温泉のメインストリート・ヒマラヤ大通り沿いにあるお土産屋さん『佐藤物産館』の大人気商品は、自家製の「福島の温泉たまご とろんたま」。4代目店主の佐藤善彦(ヨシヒコ)さんが元フレンチの料理人という経歴を生かして仕込むこだわりの逸品です。

 

 

その名のとおり“とろん”としたなめらかな食感が特長の「とろんたま」ですが、ポイントは白身だけではなく黄身までとろけるようにやわらかいこと。「温泉たまごの黄身ってかためなものが多いですよね。私はもうちょっとやわらかいものが好きなので、自分好みを目指して作ったんです」とヨシヒコさん。茹でる温度や時間を徹底的に研究し、試行錯誤の末に理想のやわらかさを実現しました。

 

 

黄身を割ってみると……見てください、とろ~りとろっとろです! そのやわらかさに、これまでの温泉たまごのイメージがいい意味で覆されます。

 

 

そのまま食べるのはもちろん、ごはんやうどん、ラーメンとの相性も抜群です。「もともと料理をやっていたので、料理の付け合わせにしたりソースのような使い方ができたらいいなと思って、ごはんや他の食材、料理と絡むように作りました」

 

ヨシヒコさんのおすすめの食べ方は「ごはんに『とろんたま』とツナ缶をのっけて焼肉のたれをかける」だそう。
「うちでよくやるんですけど、すごく手軽でおいしいんです。すき焼きやお鍋に合わせても、食材とよく絡んでおいしいですよ」

 

「ごはんに生野菜と焼肉、『とろんたま』をのせて焼肉丼にするのもおすすめです。食パンにのせて焼いてもおいしいですし、とにかく何にでも合いますね。トーストしてもやわらかいままでプルプルしてますよ」と教えてくれたのは奥様の美希さん。お店のアイドル、元気いっぱいの蒼真(あおま)くんと嶺多(れいた)くん兄弟と一緒に素敵な笑顔で迎えてくれます。

 

 

おうちごはんにぴったりな「とろんたま」は、4個入り税込540円、8個入り税込1,080円。伊達市の『玉鈴醤油』特製の温泉たまごのたれ(税込324円)も一緒にどうぞ。

 

 

「とろんたま」8個入りは佐藤物産館のウェブサイトやオンラインストア「岳温泉商店街」でも購入できます。URLは記事下を参照してくださいね。

 

店内で「とろんたま」や地酒を味わえるのも魅力

家に帰るまで待てない、岳温泉で今すぐ食べたい!という方、ご安心ください。佐藤物産館の店内にはイートインスペースがあり、セルフサービスで「とろんたま」を食べることができるんです。

 

 

お値段は1個税込100円。セルフコーナーに置いてある瓶にお金を入れて、早速いただきましょう。殻を割って器に入れると、「とろんたま」がその姿をプルプルッと現します。

 

 

特製たれをかけて口に運べば、とろ~りとろっとろのやわらかな食感となめらかな舌触りに感動! あっという間に完食で、ついもう1個と手が伸びます。ああ、ごはんが恋しい…。

 

 

店内には地元二本松市が誇る4蔵元の日本酒や二本松市東和地区のワイナリーでつくられたワイン、福島の地ビールなどが並んでいますが、イートインスペースでそれらを楽しめるのも魅力です。安達太良登山や日帰り入浴の帰りに立ち寄り、「とろんたま」とともに味わっていくお客様も多いそう。地酒の“ちょい飲み”もあるので(90ml・各税込300円、大七「真桜」のみ税込500円)、味見をしてからお気に入りをお土産に買えるのがうれしいですね。

 

 

入浴剤「岳の湯」など福島を感じられる商品を企画開発

元料理人という経歴を生かして「とろんたま」などの食品加工や卸売を始めたヨシヒコさんは現在、温泉にちなんだ商品の企画開発を進めています。その一つとして昨年夏に発売したのが、温泉の素「福島湯めぐり 二本松 岳の湯」(1袋税込330円)。温泉分析書の数値をもとにブレンドして岳温泉のお湯を再現した、佐藤物産館オリジナルの入浴剤です。

 

 

岳温泉生まれ・岳温泉育ちのヨシヒコさんが色や香りにとことんこだわり、試作を繰り返してメーカーとともに作り上げた自信作。白濁の色と硫黄の香りは“ミルキーデイ”の岳温泉のお湯そのものです。「入った瞬間『岳温泉じゃん!』って思いました。お湯の再現性はすごいですね」と、二本松市の街中から嫁いできて6年目になる美希さんも太鼓判を押します。

 

 

この「岳の湯」も、佐藤物産館のウェブサイトやオンラインストア「岳温泉商店街」で購入することができます。「東京など遠方にいても、自宅のお風呂で気軽に温泉気分を楽しんでいただけます。こういう時代になってしまったので、まずはこの商品で試食ならぬ“試温泉”をしていただいて、コロナが落ち着いたら実際に観光やワーケーションで岳温泉に来ていただきたいという願いを込めています」とヨシヒコさんは話します。

 

 

温泉にちなんだ商品を企画開発する理由について「私のベースが岳温泉だから」と言うヨシヒコさん。でも、その目は岳温泉だけにとどまらず福島県全体を見つめています。

 

「お客さんが求めているのは、福島で作られているものや福島を感じられるもの。岳温泉には若い人が少ないですけど、もう少し広域で見ればいっぱいいますし、そういう人たちと組んだらもっとおもしろいことができますよね。そもそも地方は人口が少ないですし、横のつながりで相互にフォローしていくことが必要だと思います」

 

 

「岳温泉の温泉たまご とろんたま」ではなく「福島の温泉たまご とろんたま」なのも、温泉の素「岳の湯」が「福島湯めぐり」と謳っているのもこのため。温泉の素は今後、猪苗代町の中丿沢温泉や喜多方市の熱塩温泉など、福島県内の他の温泉地バージョンも展開していく予定だそうです。

 

子どもの頃から店頭に並ぶお土産を見て、「なんで福島で作られたものじゃないんだろう」と疑問に思っていたというヨシヒコさん。「無いんだったら自分で作っちゃおう」と思ったことがオリジナル商品の企画開発につながっています。そして今、佐藤物産館の店内にはヨシヒコさんが自らの手で作った「とろんたま」や「岳の湯」をはじめ、志を同じくする仲間たちが生み出した商品を中心にメイドイン福島の多彩なお土産が並んでいます。

 

 

「福島県は温泉の数が全国5位で泉質も多彩。温泉のほかに山も海も湖もあって、岳温泉からだとどこへでもだいたい2時間圏内で行けます。アウトドアもいろんな遊び方があるし、ここはすごく楽しい場所なんです。自分が一番楽しんでいるから、他の方にもこの楽しさを味わってほしいんですよね」

 

「とろんたま」や「岳の湯」のパッケージには、猪苗代湖、赤べこ、三春滝桜、フルーツ、そして温泉を表す「ゆ」の文字など福島県の名所や名物が散りばめられています。“楽しい場所”岳温泉から“福島の楽しいコトやモノ”を発信したい。ヨシヒコさんの思いは今後も新たな商品として形になり、お客様のもとに届けられていきます。果たしてどんな“楽しい”が待っているのか、佐藤物産館の次なる展開に乞うご期待です!

 

 

追伸:「とろんたま」のパッケージには、“隠れヨシヒコさん”のイラストが一つだけまぎれています。ぜひ探してみてくださいね♪

 

佐藤物産館
住所:福島県二本松市岳温泉一丁目14番地
電話:0243-24-2504
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場:2台
ウェブサイト
https://omiyage-sato.com

オンラインストア「岳温泉商店街」
https://dakeonsen.stores.jp

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