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もふもふの動物たちと触れ合える『東北サファリパーク』へGo♪

至近距離で見る大迫力のキリンやゾウ、シマウマに興奮!

こんにちは、岳温泉観光協会です!

 

寒くなると、あったかいものが恋しくなりますよね。全国的にも珍しい酸性泉の温泉や熱々グルメなど、岳温泉ではいろんなあったかいものを楽しめますが、今回ご紹介するのは“もふもふ”です。岳温泉街から北東方面へ車で10分弱のあだたら高原に広がる『東北サファリパーク』では、もふもふのかわいい動物たちと触れ合えるんですよ。先日スタッフが行ってきたので、その様子を詳しくご紹介しましょう!

 

 

安達太良山を望む広大な敷地に120種以上・約900頭羽の動物たちが暮らす東北サファリパーク。入園ゲートで受付を済ませた後は、マイカーで坂道を登って「放し飼いエリア」に向かいます。

 

 

ここは車の中から百獣の王ライオンを間近で見たり、キリン、ゾウ、シマウマなどの草食動物にエサをあげられる、サファリパークならではのワクワク体験ができるエリア。マイカーで入場することもできますが、動物たちに車を傷つけられたり汚されることもあるのでレンタカー(料金別途)の利用がおすすめです。この日は特別に企画・広報スタッフの加藤映子さんに運転とガイドをお願いし、いよいよ放し飼いエリアの中に入ります。

 

 

少し進むと早速、目の前にライオンの群れが現れました。加藤さんによると繁殖を避けるためオスとメスを一緒に外に出すことはないそうで、この日はメスライオンだけでしたが、その威風堂々とした姿に見惚れてしまいます。

 

 

本来アフリカに生息するライオンですが、東北サファリパークで生まれ育った個体が多く、雪が降ることも少なくないあだたら高原の冬も平気なんだとか。のんびり寝そべる姿は大きな猫といった感じもしますが、肉食動物なので車の窓を開けるのはNGです。

 

続いて草食動物たちがいる「草食エリア①」へと向かいます。ゲートで動物たちにあげるエサ(1,000円)を購入して進んでいくと、いきなりラマやニホンジカ、ワピチたちに車を取り囲まれます。窓を開けると「エサちょうだい」「エサちょうだい」と遠慮なしに顔を突っ込んできます(笑)。こんなに至近距離で野生動物を見るのは初体験。しかもその数が半端じゃないので迫力に圧倒されっぱなしです。

 

 

エサをあげると喜んで食べてくれるので嬉しくなりますが、加藤さんから「ラマはなかなかエサをもらえないと唾をペッとかけるので注意してくださいね」とアドバイス。気をつけてはいたのですが、スタッフは一度唾をかけられてしまいました。まあこれも良い思い出です😅

 

 

さらに進むと右手にアフリカゾウが現れました。間近で見るとその大きさに圧倒されます。さすがに放し飼いではなく柵越しですが、「エサをあげられますよ」と加藤さん。窓から手を差し出すと、鼻を伸ばして器用にエサをつかんで食べてくれました。

 

 

続いて左手にアミメキリンが登場します。うわー背が高いーと感動していたら、首を伸ばして窓から車内を覗き込んできました。顔が近い、近すぎる(笑)。鼻息まで感じられるほどで嬉しいやらちょっと怖いやら…。

 

 

エサをあげるとおとなしく食べてくれました。かわいいですね~。

 

 

今度はシマウマたちが集団でやってきました。ここはアフリカのサバンナか…!? 福島県二本松市のあだたら高原にいることを一瞬忘れそうになります。

 

 

動物たちが道の真ん中を悠然と歩いているので、気をつけて運転しながら先へ進みます。ラマの奥にはフタコブラクダの姿も見えました。

 

 

動物たちにあげるエサが足りなくなったら「草食エリア②」のゲートで購入できます(500円)。こちら側にもエランド、ムフロン、アメリカバイソン、シェットランドポニー、アジアスイギュウなどいろんな動物がいて、エサを求めて車に近寄ってきます。

 

 

 

なかでもエサくれアピールが激しいのが野生ヒツジのムフロン。前足のひづめで車体や窓ガラスをガジガジ引っ掻いて催促するので、やはりマイカーではなくレンタカーで来るのが正解ですね。

 

 

安達太良山を望む坂道(この日は雲で山頂が見えませんでしたが)を下って放し飼いエリア終了。滞在時間は約40分。サファリ気分をたっぷり満喫できました。

 

 

 

もふもふの人懐っこいサルたちと触れ合ってほっこり♪

続いて、もふもふのかわいい動物たちと触れ合える「ふれあい広場」へ行ってみました。ここにはワオキツネザルとエリマキキツネザルという2種類のサルがいて、エサをあげることもできるんですよ。

 

 

受付でエサのリンゴ(500円)を購入して、まずはワオキツネザルの部屋へ入ります。名前の「ワオ」は漢字で書くと「輪尾」。その名のとおり、白と黒の輪っか模様がチャーミングな長いしっぽを持っています。

 

 

ワオキツネザルたちはとても人懐っこく、エサを持っていると近づいてきて「ちょうだい」とおねだりします。

 

 

それぞれに名前がつけられていて、飼育員さんは体格や顔の模様などで見分けているのだそう。「背中をやさしく撫でてあげてくださいね」との言葉にそっと手を伸ばして触れてみると、グレーの短い毛がやわらかくてふわふわでとても気持ちいい手触り。あったかくて癒されます~~~。

 

 

次の部屋にいるのは、パンダのような白黒模様が特徴のエリマキキツネザル。首元にエリマキ状の毛が生えていることが名前の由来だそうです。こちらもとても人懐っこく、すぐに足元に寄ってきて二本足で立ち上がり抱きついてきます。ワオキツネザルよりも大きいですね。

 

 

次の瞬間、一匹がヒョイっと岳温泉観光協会スタッフの腕に飛び乗ってきました。あまりの身軽さと人懐っこさにびっくりですが、嬉しくて思わず顔がゆるみます。

 

 

さらに一匹が肩へと移動し、もう一匹が腕に乗ってくるというモテモテぶりにスタッフの顔はゆるみっぱなし。体重は子どもで約2kg、大人で3~4.5kgだそうですが、二匹が乗ってもまったく重くないのが不思議です。ふわふわもふもふの長毛があったかくて、このまま襟巻きにしたい!と思うほど。手がまるで赤ちゃんの手のようにやわらかい感触なのも発見でした。

 

 

エリマキキツネザルはいたずら好きで、ふと足元を見たらスタッフの靴紐をほどいて遊んでいました。こんなところもかわいいですね。

 

このほかふれあい広場にはモルモットや、モルモットと同じテンジクネズミ科のマーラもいます。マーラは臆病な性格なので触れることはできませんが、エサを手のひらに乗せてじっとしていると近づいてきて食べてくれますよ。

 

 

もふもふふわふわの愛らしい動物たちと触れ合って幸せな気持ちになりました。はぁ、癒された~~~😊

 

多彩なショーや人気のペンギン・レッサーパンダも必見

東北サファリパークにはほかにもまだまだ見どころがあります。「アトラクションエリア」では、さまざまな動物とトレーナーさんが圧巻のショーを見せてくれるので必見です。取材時は、アシカのトクちゃんによる「マリンライブ アシカショー」と、ニホンザルの杏(あんず)ちゃんによる「Wonder Zoo モンキーパフォーマンス」を見学。それぞれ見事なパフォーマンスを披露してくれて、観客から大きな拍手が沸き起こっていました。

 

 

ショーのスケジュールや内容は日によって異なるので、入園時にもらうチラシや園内の掲示で確認してくださいね。

 

また、アトラクションエリア内にある「アザラシ・ペンギン館」では相葉さん、櫻井さん、二宮さん、松本さん、出川さん、浜田さんなど芸能人の苗字から取った名前がついたケープペンギンたちに会うことができます。自分の名前をちゃんと認識していて、「相葉さーん」と呼ぶと飼育員さんのもとに駆け寄ってくる姿がTwitterで公開されて話題にもなりましたね。

 

 

さらに「ウォーキングエリア」には、珍しいホワイトタイガーやホワイトライオンも展示されています。実はホワイトタイガー、ホワイトライオンという独立した種がいるわけではなく、それぞれベンガルトラ、普通のライオンと同じ種で色素が薄い白変種の個体なんだそうです。

 

 

ウォーキングエリアではレッサーパンダも人気です。特に3才のランファちゃんは愛らしい顔立ちでファンが多いレッサーパンダ界のアイドル。この時期は冬毛でもこもこしているので、よりいっそうかわいい姿を見せてくれます。雪の日を狙って写真を撮りにくるファンもいるそうですよ。

 

 

白いフタコブラクダのカリンちゃんはのんびりとした性格で触れても大丈夫。天気がいい日は、13時頃から園内をお散歩して触れ合えるので要チェックです。

 

 

ほかにもドレッドヘアのような縮れた長毛の「スリ」という種類のアルパカやヤギ、ラクダなどがいる「のんびり広場」、白いワニやアミメニシキヘビなどがいる「爬虫類館」(観覧料金:大人・シニア500円、子ども300円)もあり、見どころがいっぱいです。

 

お腹が空いたら園内のレストランへ行きましょう。喜多方ラーメン、そば、うどん、パスタなど多彩なメニューが揃う中で、特に人気なのがカツカレー(1,270円)とメンチカツバーガー(760円)。カツカレーは揚げたてのカツがドーンとのっていてボリューム満点。メンチカツバーガーは肉汁たっぷりのジューシーなメンチカツが絶品です。

 

 

レストランの隣にはお土産にぴったりな商品が並ぶショップもあります。かわいい動物たちのぬいぐるみはもちろん、東北サファリパークオリジナルグッズ、福島ならではのお菓子などが種類豊富に揃っていて、どれにするか迷ってしまいそうですね。

 

 

東北サファリパークにはとにかく見どころがたくさんあるので、動物好きなら一日いても飽きません。子どもはもちろん、大人も夢中になって楽しめること請け合いですよ。

 

年末年始は12月25日(土)から1月10日(祝)まで休まず営業しているので、岳温泉に宿泊して東北サファリパークで一日たっぷり遊ぶプランもおすすめですよ。ぜひ足を運んで、もふもふのかわいい動物たちに癒されてくださいね。

 

 

野生の王国 東北サファリパーク
住所:福島県二本松市沢松倉1番地
電話:0243-24-2336
営業日:12月・1月は土曜・日曜・月曜日営業(火曜~金曜日は休園)、12月25日(土)~1月10日(祝)は休まず営業
営業時間:9:00~16:00(最終入園受付15:00)
※2月以降の営業日・営業時間についてはHPでご確認ください。
休園日:不定休(HPの営業カレンダーをご確認ください)
※悪天候及び施設のメンテナンス等により、開園・閉園時間の変更もしくは休園する場合があります。
入園料金:大人2,900円、子ども(3歳以上小学生以下)1,800円、シニア(65歳以上)2,100円/ウォーキングエリアのみ大人1,500円、子ども1,000円、シニア1,500円
放し飼いエリア入場サファリレンタカー:普通車(5人乗り)2,000円ほか
※当日申し込み(予約不可)、GPSガイド込み
駐車場:500台
ウエブサイト
http://tohoku-safaripark.co.jp

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