女将に聞く!「あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り」見どころ紹介

岳温泉に春の訪れを告げるイベントいよいよ開催♪

こんにちは、岳温泉観光協会です!

 

もうすぐ立春。暦の上では春になります。そして岳温泉に春の訪れを告げるイベント、第19回「あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り」もいよいよ来月に迫ってきました! 今年は3月6日(土)・7日(日)の2日間にわたって開催されます!

 

 

「あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り」は、岳温泉の旅館の女将でつくる「かたかごの会」と岳温泉観光協会の女性組織「あだたらすみれ会」の主催(共催:岳温泉旅館協同組合・岳温泉観光協会、特別協賛:福島民報社)。そこで今回は、「かたかごの会」の女将たちに開催に向けての思いや意気込みを伺ってきました。

 

 

「かたかごの会」の現在のメンバーは、上の写真左から『お宿 花かんざし』女将の二瓶明子さん、『ながめの館 光雲閣』女将の大内啓子さん、『陽日の郷 あづま館』女将で会長の鈴木美砂子さん、『あだたらの宿 扇や』女将の鈴木亜矢さんの4人。美砂子さんは「あだたらすみれ会」の会長も兼任しています。

 

後で詳しくご紹介しますが、今年の「あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り」は、つるし雛づくりや一閑張りバッグ制作などのワークショップ開催に加え、初めての取り組みとなる「岳温泉つるし雛プロジェクト」の実施も決定! 温泉街のお店や旅館などにつるし雛を飾って華やかにお客様をお迎えします✨ 新たな試みに女将たちも気合たっぷりで準備中です!

 

 

ちなみに「かたかご」とはカタクリの花の古語。春、雪どけを待ちわびたように紫色の可憐な花を咲かせる山野草で、万葉集にも「堅香子(かたかご)の花」として詠まれています。お気づきかもしれませんが、女将たちの法被(はっぴ)にもかたかごの花が描かれています😊

 

 

多くのお客様が楽しみにしてくださる催しに成長

今年のイベント内容をご紹介する前に、これまでの「あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り」について女将たちに教えていただきました。

 

「岳温泉のある安達太良の地は、万葉集で詠われている北限の地。そうした文化的な面にも触れながら温泉に入り、ゆっくり過ごしていただこうというコンセプトで『あだたら万遊博』が始まりました。当初は男性陣がメインとなって11月に実施していたのですが、女将会で引き継ぐことになり、『これは私たちの力の見せどころだ』と女性ならではの企画を考えました」。美砂子会長は当時をそう振り返ります。

 

 

「女将会がやるのであれば女性らしい華やかなイベントにしたい」と開催時期をひな祭りに合わせて3月に変更し、タイトルも「あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り」に一新。女将たちが新聞社やテレビ局に出向いてPRしたこともあり、多くのお客様が来場して大好評を博しました。

 

以来「あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り」は早春の岳温泉を彩るイベントとして定着。今年で19回目を数え、福島県内はもちろん県外からも多くのお客様にお出でいただくまでになりました。

 

 

毎年のイベントの内容は、「かたかごの会」「あだたらすみれ会」のメンバーでアイデアを出し合って決定。三春町在住の芥川賞受賞作家・玄侑宗久先生の講演会をメインに、多彩な講師を招いてのトークショー、二本松市内の4蔵元の利き酒会、津軽三味線演奏会、各種ワークショップ、スタンプラリーなど趣向を凝らした催しを行ってきました。

 

 

「毎年1月くらいから『今年は何やるの?』『玄侑さん今年も出るんでしょ?』『利き酒はあるのかい?』といったお問い合わせをお客様からいただきますね。回を重ねていくにつれて、少しずつ万遊博のファンを作ってこられたのかなと思います」と明子さんは話します。

 

安心安全に配慮し少人数のワークショップを実施

毎年多くのお客様が楽しみにしてくださっている「あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り」。しかし昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいました。

 

「個人的には、お客様をお迎えしてなんぼの温泉地だと思っています。お客様に喜んでいただく工夫をして、いかにお客様を安心安全におもてなしできるかというのが私たちの力の見せどころです。でも昨年3月の段階ではコロナがどういうウイルスなのかはっきりわからない状況で、県や国の指示もなかなか出ない。そんな中で、やはりお客様を不安にさせてはいけないということが第一優先となり、中止の決断になりました」(明子さん)

 

 

人気の津軽三味線演奏会などは観覧者が定員に達し、予約をお断りするほどの盛況ぶり。あとは開催の日を待つだけという中での苦渋の決断でした。

 

「もちろん開催したいという気持ちは、女将たち全員にありました。でもお客様のことを第一に考えて今回は見送り、その分次の開催に力を使おうとみんなで歩んできました。今回(2021年)はこれまでのような大きな講演会などは実施しませんが、少人数でのワークショップなどでお客様に喜んでいただけるような企画を考えたつもりです」と亜矢さん。

 

 

その言葉のとおり今年の第19回「あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り」では、「つるし雛づくり」「一閑張りバッグ制作」「アイシングクッキーでひな祭り」「つまみ細工づくり」「自宅でできる簡単ヨガ」の各ワークショップを実施。新型コロナウイルス感染防止に配慮し、いずれも定員10人~20人の少人数で行います。

 

※写真はイメージです

 

また、岳温泉出身の語り部・根本昭夫さんが地元に伝わる昔話を披露する「ねもちゃんの昔語り」も開催。岳温泉の歴史や自然に触れながら早朝散策を楽しむ「女将と歩く岳温泉小さな歴史散歩」も実施します。

 

 

さらに毎年好評の「みさこ女将のビューティトーク」も開催します。「岳温泉の泉質は酸性泉で、楽天トラベルの美肌の湯ランキングで全国3位になったこともある全国有数の美肌の温泉です。岳温泉の楽しみ方も含めてご紹介できたらなと思っています」(美砂子会長)

 

各イベントの日程と会場、定員などは下記で確認してくださいね。お問い合わせ・お申し込みは岳温泉観光協会まで電話かFAXでお願いします。多彩なワークショップは、ワーケーションで岳温泉に滞在している方の息抜きにもぴったりですよ。皆様のご参加をお待ちしています!

https://www.dakeonsen.or.jp/news/399

 

願いを込めたつるし雛を旅館やお店に飾ってお出迎え

今年、「あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り」とあわせて新たな取り組みとして行うのが「岳温泉つるし雛プロジェクト」です(主催:二本松市観光連盟、実施団体:岳温泉観光協会)。2月27日(土)~3月7日(日)の期間中、温泉街の旅館、飲食店、商店の店先や店内につるし雛を飾り、岳温泉全体でひな祭りを華やかにお祝いします。

 

「今回は残念ながら、人気の高い玄侑宗久先生の講演会や津軽三味線演奏会を中止せざるをえない状況です。ただ、縮小しての開催だけだと寂しいので何か新しい取り組みができないかと考えていたところ、二本松市観光連盟さんから補助をちょうだいして、『おかみと過ごすひな祭り』にふさわしい華やかなおもてなしで皆様をお迎えできることになりました」と美砂子会長。

 

「あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り」のワークショップでつるし雛づくりを実施するのも、プロジェクトの一環。また、女将たちも自らの手でつるし雛をつくって飾りつけます。

 

 

さらに特徴的なのが、趣味などでつるし雛づくりをしている県内外の方から寄付や貸し出しを募り、お名前とともに展示させていただくという試みです。

 

「皆様が手づくりされた大事なつるし雛を温泉街の商店などに展示させていただき、一人でも多くのお客様にご覧いただければと思い、今回の新たな取り組みの一つにいたしました。よろしかったら、ぜひ全国の皆様にご参加いただければと思います」(美砂子会長)

 

 

江戸時代に始まったとされるつるし雛は、子どもの幸せを願って飾られるものです。小さな人形(細工物)にはさまざまな種類があり、例えば花=花のようにかわいらしく育ちますように、巾着=お金に困らず幸せな人生を歩みますように、鶴=健康で長生きしますようになど、一つひとつに異なる願いが込められています。

 

このような状況下で迎えるひな祭りだからこそ、子どもたちの幸せを願って皆様が心を込めて手づくりされたつるし雛をぜひ、岳温泉で展示させてください。新型コロナウイルス感染症の一日も早い収束は、未来を担う子どもたちの幸せにつながります。つるし雛を通して皆様の願いが一つになり、必ず光あふれる春が訪れると信じています。

 

つるし雛をご寄付あるいはお貸し出しくださる方は、岳温泉観光協会までお送りいただけると幸いです。詳しくは岳温泉観光協会にお問い合わせくださいね。

 

女将たちからお客様へのメッセージ

最後に第19回「あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り」開催と「岳温泉つるし雛プロジェクト」実施にあたり、「かたかごの会」の女将たちからお客様へのメッセージをお届けいたします。

 

『あだたらの宿 扇や』女将・鈴木亜矢さん

「今回の『あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り』はコロナ対策も万全にして開催したいと考えております。今は家の中で過ごす時間が多くなっていますが、ワークショップで学んだことをおうち時間に生かしていただけるかと思います。ぜひお出かけいただき、岳温泉の自然や温泉で免疫を高め、元気になってお帰りいただければと思います」

 

 

『ながめの館 光雲閣』女将・大内啓子さん

「コロナ禍の中ではありますが、女将たちもこのように元気でがんばっております。岳温泉にお越しいただき、少しでも華やかさと温かさを感じていただいて、また皆様が元気になって日常を歩んでいただければという思いで『あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り』を開催させていただきます。ぜひ多くの方に来ていただきたいとお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします」

 

 

『お宿 花かんざし』女将・二瓶明子さん

「コロナの影響で息苦しい日々が続いております。ぜひ自然や温泉街といった岳温泉の風土を感じていただきながら、温泉に浸かって羽を伸ばしていただきたいと思います。また、感染対策は万全にいたしますが、多くのお客様が集う場合もございますので、ぜひともご自身とご自身の周りに配慮していただき、お互いを思いやれるイベントにできたらいいなと思っております。ご協力よろしくお願いいたします」

 

 

「かたかごの会」「あだたらすみれ会」会長・『陽日の郷 あづま館』女将・鈴木美砂子さん

「今はこういう状況下ではありますが、感染対策をしながらも何か新しいことにチャレンジすることが必要だと思います。自分を高めるのは自分自身です。安達太良山麓の標高600mの地に広がる国立公園の自然に触れながら、温泉に浸かって英気を養っていただき、新しいチャレンジをして自分の魅力を開拓する。『あだたら万遊博 おかみと過ごすひな祭り』をそのきっかけの一つにしていただければ幸いです。

 

また、今年はみんなの思いを込めたつるし雛が皆様をお迎えいたします。温泉街をそぞろ歩きしながらつるし雛を楽しみ、素敵な一日を過ごしていただけると思っております。女将一同心を込めてお迎えいたしますので、ぜひこの機会に岳温泉にお出かけいただけたらと思っております」

 

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